コーディネートのポイント|基本色をきめる


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コーディネートのポイント

基本色を決める

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まずは、その空間の基本色を決めます。
1色でなくても、2色でもOK。もしくは、「暖色系」「寒色系」というくくりでも構いません。
この基本色にそって、同系色の家具・小物を選んでいきます。

では、この基本色はどうやって、そして何に取り入れていくのか?

ポイントは「面積が大きいもの」から選ぶことです。「面積が大きいもの」といえば、ソファ、クッション、ラグマット、テーブルクロスなど、ファブリック系が多いですね。

あとは・・・
カーテン!

カーテンは、空間の印象を決める重要なポイントです。日中はドレープカーテンは閉めずに開けておくと思いますが、窓の両サイドにくる「色」も結構、空間の印象を決めてしまうものなのです。

また、クッションにカーテンの1色をいれると、うまく馴染みます。オーダーカーテンの場合は、同じ生地でクッションをつくってもらうとよいです。寝室の場合は、ベッドスプレッド(※)をカーテンと同じ生地でつくることもあります。


(※)ベッドスプレッドとは?
ホテルでよく見かけるスタイルです。羽毛インナーの入っていないカバーで、ベッドメイクされた上から掛けます。モデルハウスコーディネートには必須のアイテムです。

 色のはなし「暖色系と寒色系」

【暖色系】
赤や黄色、オレンジなど、暖かさを感じる色。
住宅は基本、「木」でつくられるので「茶」「ベージュ」といった色になります。暖色系は「木」の色と同系色になるので、合わせやすいです。「あたたかさ」「ぬくもり」などの心理的イメージがある暖色系は家族団らんのリビングにおすすめです。


【寒色系】
青緑、青、青紫などの冷たさを感じさせる色。
寒色系には、リラックスや鎮静などの心理的効果があります。ですので、病院などでよく使われます。住宅では、寝室に使用することが多いです。住宅展示場のモデルハウスでは、「冷たさ」ではなく「涼しさ」を感じていただくため、あえてリビングの基本色を寒色系にすることもあります。夏限定にはなってしまいますが、クッションカバーやテーブルクロスなど簡単に取り替え可能なものを選べば、季節ごとに変化を楽しむことができます。